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楽天モバイルに乗り換えたあとで「やっぱり前のキャリアに戻したい」と感じたとき、まず知っておきたいのは、番号を残したまま戻る道も、楽天を完全にやめずに弱点だけ補う道も、どちらも用意されているということです。
戻す手続き自体は数分で済みますし、解約金がかかるケースもかなり限られます。
一度離れた人が同じ番号で楽天モバイルに戻る「出戻り」も歓迎されていて、その際にはポイント還元の対象にもなります。
この記事では、楽天モバイルを戻したいと思ったときに取れる選択肢を、急いで解約する前に一度立ち止まって整理します。
通信インフラに携わる立場から見ても、あなたの使い方なら丸ごと戻すより賢い手が見つかるかもしれません。

- 楽天モバイルを「戻す」には3つの方向がある
- 楽天モバイルを戻したくなる人が抱える不安
- 楽天モバイルから他社へ番号を戻す手順と費用
- 楽天モバイルを戻す前にやりがちな3つの失敗パターン
- 楽天モバイルを戻す・残す・補うを5つの決め手で徹底比較
- 楽天モバイルに戻る・出戻りで使えるポイント還元
- 楽天モバイルを戻すときのよくある質問
- 楽天モバイルを戻す前に、自分の使い方を書き出してみる
- あわせて読みたい
楽天モバイルを「戻す」には3つの方向がある

「戻す」という言葉には、実は方向の違う3つの場面が混ざっています。
最初にここを切り分けておくと、自分がどの手続きをすればいいのかが一気にはっきりします。
まず多いのが、楽天モバイルに乗り換えたばかりで「合わなかったから元のキャリアへ番号ごと戻したい」という、出ていく方向の悩みでしょう。
次に、楽天は解約せずに残しつつ、繋がりにくい場面だけ別回線で補いたいという折衷案。
そして3つ目が、すでに楽天を解約した人が「やっぱり良かった」と同じ番号で帰ってくる「出戻り(再契約)」です。
検索で「戻す 出戻り」と打つ方は、このうち1つ目か3つ目で迷っているケースがほとんどでしょう。
方向が逆でも、鍵を握るのはどちらも電話番号です。
番号さえ正しく動かせれば、出ていくのも帰ってくるのも怖くありません。
出ていく場合の番号の引き継ぎ方は乗り換えで失敗しないための全知識でも整理していますが、まずは手続きの全体像から順番に見ていきましょう。
楽天モバイルを戻したくなる人が抱える不安

戻したいという気持ちの裏には、たいてい具体的な引っかかりがあります。
代表的なものを言葉にしておくと、自分が本当に困っているのが何なのかが見えてきます。
手続き面でよく聞かれるのが「番号が変わってしまうのでは」「解約金を取られるのでは」という心配です。
これに加えて「一部の場所で繋がりにくい」「思ったより安くならなかった」という体感のずれ、さらに「一度解約したらもう戻れないのでは」という出戻り組の心配が重なります。
どれも、正しい情報を知れば多くは解消できるものばかりです。
番号を動かすこと自体への不安は、家計ごと通信を見直す家族の節約ガイドでも触れています。
あげた不安の多くは、手続きの中身を知ると一気に軽くなります。
まずは出ていく場合の手順と費用から、具体的に確かめていきましょう。
楽天モバイルから他社へ番号を戻す手順と費用

楽天モバイルから元のキャリアや別の格安SIMへ番号ごと移すのは、思っているよりずっと簡単です。
やることは大きく分けて2つだけ。乗り換え先で申し込み、回線を切り替える。これで完了します。
近年はMNPワンストップという仕組みが広がり、乗り換え先がこれに対応していれば、楽天側でMNP予約番号を発行する必要すらありません。
申し込みの流れの中で番号の引き継ぎが終わり、楽天モバイルは自動的に解約されます。
乗り換え先がワンストップ非対応の場合だけ、my楽天モバイルから予約番号を取得する形です。
気になる費用ですが、楽天モバイル公式情報によると、戻すときの負担はかなり軽く設計されています。下の表で全体像を押さえてください。
| 項目 | 金額・条件 |
|---|---|
| MNP転出手数料 | 0円 |
| 解約事務手数料 | 原則0円。2025年4月1日以降に契約し、利用開始から1年以内に解約した場合のみ最大980円(税抜) |
| 乗り換え先の事務手数料 | 移る先によって発生する場合あり |
表の根拠は楽天モバイル公式「解約について」(2026年6月時点)です。
違約金ではなく、あくまで一定条件下の事務手数料という位置づけになります。
長く使っている方なら、戻すコストは実質ゼロに近いと考えていいでしょう。
手続きが軽いとわかると、かえって「本当に戻していいんだっけ」と立ち止まれます。次は、勢いで戻して損をしやすい場面を見ておきます。
楽天モバイルを戻す前にやりがちな3つの失敗パターン

戻す決断そのものは尊重されるべきですが、進め方を誤ると無駄なコストや手間が生まれます。
よくある勘違いを3つ、先回りで潰しておきましょう。
最も多いのが、番号を残したいのに「解約」を選んでしまうパターンです。
他社へ番号を引き継ぎたいなら、my楽天モバイルで進む先は「他社へのお乗り換え(MNP)」になります。
単独の「解約」を押すと番号が消え、同じ番号には二度と戻せません。
ここを取り違える人が陥りがちなので、ボタンの文言は一字一句確認してください。
次に多いのが、繋がりにくさを感じた場所が一部だっただけなのに、回線ごと手放してしまうケース。
自宅や職場の電波が不安なら、まず楽天モバイル公式エリアマップで現在の判定を確かめるのが先です。
エリアは時期によって更新されるため、「前に圏外だったから」という思い込みで決めつけてしまうと、改善後の状況を見逃します。
地域ごとの電波の考え方は東京都内の楽天モバイル電波状況の検証記事が参考になります。
3つ目は、楽天モバイルの強みを使い切る前に判断してしまうこと。
データ無制限やRakuten Linkの通話無料を1〜2週間しか試さずに「思ったほどではない」と錯覚するケースは少なくありません。
毎月の通信量や通話時間を一度書き出してから、本当に他社のほうが安いのかを見比べると、判断がぶれにくくなります。

こうして見ると、「丸ごと戻す」以外にも手があると気づきます。
ここからが、この記事でいちばん伝えたい中身です。
楽天モバイルを戻す・残す・補うを5つの決め手で徹底比較

「やっぱり戻したい」と感じたとき、選択肢は他社へ完全に戻す一択ではありません。
楽天を主役のまま残す、サブとして補う、という中間案を含めて並べると、自分に合う着地点が見えてきます。
あなたが楽天に不満を持った理由が「電波」なのか「料金」なのか「使い勝手」なのかで、最適解は大きく変わります。
まずは3つの道を一覧で見比べ、そのうえで判断の決め手を5つに分けて掘り下げます。
| 選び方 | こんな人向け | 電話番号 | 月のコスト感 |
|---|---|---|---|
| 他社へ完全に戻す | 楽天の電波・サービス全体が自分の生活圏に合わない | 同番号で移行可 | 移行先の料金に一本化 |
| 楽天を主回線で残す | 不満は一部で、無制限や通話無料の価値は感じている | そのまま維持 | 最大3,278円(無制限時) |
| 楽天をサブ回線で補う | メインは他社が安心だが、無制限のお得さも捨てがたい | 両方を併用 | 他社+楽天の使った分 |
支払い額を左右する料金体系も見ておきましょう。
楽天モバイルは使ったデータ量で自動的に金額が変わる仕組みです。
楽天モバイル公式(2026年4月時点)によると、3GBまで1,078円、20GBまで2,178円、無制限でも3,278円(いずれも税込)。
使わない月は自動で安くなるので、サブ回線として持っておいても固定費が跳ね上がりにくいのが特徴です。
この前提を踏まえて、5つの決め手を順番に見ていきます。
決め手1 データ使用量で見比べる
他社へ戻す前に、移行先の小容量プランと楽天の段階制を並べてみてください。
同じ少データでも、ahamoは20GBで月2,970円前後、povoはトッピングで使った分だけ、LINEMOはミニプランで小容量を安く、と設計思想が違います。
月20GB前後を使うなら楽天の上限料金のほうが割安になる場面も多く、「データ量を使う月ほど楽天が効く」という構図は戻す判断の前に必ず押さえておきたいところです。
各社の立ち位置はスマホキャリアおすすめ比較の記事で詳しくまとめています。
決め手2 通信品質とエリアで見比べる
戻す理由が通信品質や電波そのものなら、他社へ移る前に「どこで繋がりにくいか」を特定するのが先決です。
自宅だけ、特定の地下だけ、という限定的な不満なら、回線を丸ごと替えるのは大げさかもしれません。
通信インフラに携わる立場から言えば、エリアは更新されていくものなので、契約当時の印象のまま決めつけると改善された今の状況を取りこぼします。
公式エリアマップで主要な生活圏を一度判定し直してから、戻すか残すかを決めると後悔しにくくなります。
決め手3 通話とポイント還元で見比べる
通話が多い方にとって、Rakuten Linkアプリを使った国内通話が原則無料という点は見逃せません。
他社へ戻すと、かけ放題オプションに月数百円から千数百円が乗るケースがあります。
一部の対象外番号はあるものの、日常の通話をLinkでまかなえているなら、戻した先で通話料が増える逆転も起こり得ます。
加えて楽天ポイントが毎月の支払いや買い物で貯まりやすい点も、楽天経済圏を使う方には効いてきます。
決め手4 端末価格とデュアルSIMで補う選び方
電波が理由で戻したいなら、完全に手放す代わりにデュアルSIMで補う手が有力です。メイン回線を他社にしつつ、データ消費の激しい動画やテザリングだけ楽天の無制限に逃がせば、繋がりやすさとお得さを両取りできます。手元の端末をそのまま使えるかは端末価格の負担に直結するので、戻す前に対応状況を確認しておくと安心です。楽天とpovoを組み合わせる具体的な使い方は楽天モバイル×povo併用のデュアルSIM活用術が役立ちます。
決め手5 サポートと出戻り(再契約)で見比べる
戻したあとのサポート体制も、見落としやすい決め手です。
対面の手厚さを求めるなら店舗網のある乗り換え先が安心ですが、手続きをオンラインで完結できる方なら楽天を残す負担はそれほど大きくありません。
そして、すでに楽天を解約した人が「やっぱり戻りたい」と感じているなら、解約時に他社へ番号を引き継いでいれば同じ番号で帰ってこられます。
番号を手放していた場合は新しい番号になりますが、再契約は問題なく可能で、次に紹介するポイント還元の対象にもなります。
自分の優先順位がどこにあるか書き出してみると、5つの決め手のどれを重視すべきかが見えて、判断がぶれにくくなります。
ここまで読んで、戻す・残す・補うのどれが近いか、輪郭がつかめてきたのではないでしょうか。
その判断を、もう一歩お得に進める材料が次のポイント還元です。
楽天モバイルに戻る・出戻りで使えるポイント還元

他社から楽天モバイルへ番号を戻す場合も、解約後に出戻りする場合も、楽天従業員による紹介キャンペーンの対象になります。
新たに申し込んだ回線で条件を達成すれば、過去に契約していた方でも受け取れる仕組みです。最大14,000ポイントが還元されます。
※お申し込み前の紹介キャンペーンURLへのログインやサービス利用開始等条件あり。
※ポイントは、紹介ログイン月の4カ月後から分割付与。
条件をすべて確認したい方は、申し込みの流れとあわせて楽天モバイル従業員紹介キャンペーンの解説ページで確認できます。
出戻りを考えているなら、戻る前に目を通しておくと取りこぼしを防げます。
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ポイントを受け取るには、楽天IDでログインして
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楽天モバイルを戻すときのよくある質問
楽天モバイルを戻すとき同じ電話番号は引き継げますか?
引き継げます。他社へ移る際にmy楽天モバイルで「他社へのお乗り換え(MNP)」を選べば、同じ番号のまま移行できます。
逆に単独の「解約」を選ぶと番号は失われるため、番号を残したい場合は手続きの選択を間違えないよう注意してください。
乗り換え先がMNPワンストップ対応なら、予約番号の発行も不要です。
楽天モバイルを戻すと解約金や違約金はかかりますか?
原則かかりません。
楽天モバイル公式(2026年6月時点)によると、手数料が発生するのは2025年4月1日以降に契約し、利用開始から1年以内に解約した場合のみで、金額は最大980円(税抜)です。
これは違約金ではなく解約事務手数料という位置づけで、それ以外のタイミングなら0円で戻せます。乗り換え先で別途事務手数料が発生する場合はあります。
一度解約した楽天モバイルに出戻りで再契約できますか?
再契約できます。
過去に解約した方でも2回目・3回目の契約が可能で、解約時に他社へ番号を引き継いでいれば同じ番号で戻れます。
番号を手放していた場合は新しい番号での契約です。再契約の際も、新たに申し込んだ回線で条件を満たせば従業員紹介キャンペーンの対象になります。
家計全体での通信費の見直しは楽天モバイルのポイント払いガイドもあわせてご覧ください。
電波が不安なだけなら楽天モバイルを完全に戻すべきですか?
必ずしも完全に戻す必要はありません。
繋がりにくいのが一部の場所だけなら、メイン回線を他社にして楽天をサブで残すデュアルSIMが有力な折衷案です。
データ消費の大きい用途だけ楽天の無制限に回せば、繋がりやすさとお得さを両立できます。
テザリングを多用する方は楽天モバイルのテザリング活用ガイドも参考になります。
楽天モバイルを戻す手続きにどのくらい時間がかかりますか?
乗り換え先の申し込み自体は数分から十数分で完了します。
MNPワンストップ対応なら予約番号の取得が不要なため、申し込みと回線切り替え、APN設定を済ませればその日のうちに移行が終わるケースも多いです。
SIMカードを郵送で受け取る場合は到着までの日数が加わります。
出戻りで楽天モバイルに戻ると最強プランの料金はいくらですか?
楽天モバイル公式(2026年4月時点)によると、Rakuten最強プランは使ったデータ量で自動的に変わる段階制です。
3GBまで1,078円、20GBまで2,178円、無制限でも3,278円(いずれも税込)で、使わない月は自動的に安くなります。
プランは1種類のみで、複数から選ぶ必要はありません。
楽天モバイルを戻すか迷ったらまず何を確認すればいいですか?
まず毎月のデータ使用量と通話時間を書き出してください。
20GB前後を使う、または通話が多い場合は、戻した先のほうが割高になることがあります。
次に不満の原因が電波か料金か使い勝手かを切り分け、電波なら公式エリアマップで生活圏を再判定します。
料金が理由なら段階制の上限を見落としていないか確認しましょう。
楽天モバイルを戻す前に、自分の使い方を書き出してみる
楽天モバイルを戻したいと思ったときの正解は、人によって違います。
電波が理由なら他社へ完全に戻すよりデュアルSIMで補うほうが合うことも多いですし、料金が理由なら使った月ほど割安になる段階制を見落としているだけかもしれません。
すでに解約した方なら、同じ番号での出戻りという選択肢があります。
まずやってほしいのは、毎月のデータ使用量と通話時間を一度書き出すこと。
それだけで「丸ごと戻す」「残す」「補う」のどれが自分に合うかが、驚くほどはっきりします。
急いで解約ボタンを押す前に、番号という大切な資産をどう動かすかだけ、落ち着いて決めてください。
出戻りを含めて楽天モバイルをもう一度検討するなら、条件の確認から始めるのがいちばんの近道です。
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